2005/02/28
■この闇と光( 服部まゆみ1998/11
再読。ううん。懐かしい。初めて読んだときは混乱させられたな、という思いが蘇ってきました。あの含みを感じさせるラストにも、苦いものを覚えます。世界を作ることも世界を壊されることも、どちらも恐怖なのかもしれないですね。決して嫌いな作品ではないのですが、この息苦しさはどうにかならないのでしょうか。主人公の[D]に対する想いを考えると、まさに憎悪と敬愛であり、単純に切り捨てられないものが残ります。

2005/02/12
■パズラー( 西澤保彦2004/06
謎と論理を純粋培養したような短編集でした。カチカチっと犯行が整理されて謎が解けたら物語は終了してしまうので、情緒豊かだとか余韻に浸れるだとか、そういう余地はありませんでしたね。「チープ・トリック」が一番印象に残っています。エログロミステリだからでしょうか・・・。


















































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