どれか他の恩田陸作品で読んだことがあるような気がするんですが・・・。でも、恩田陸って割と設定とかキャラとか作中作とか使いまわすから、その関係のデジャヴュかもしれません。そこそこ好きな作品です。ねっとりとトチ狂ったパラダイス。校長が好きですね。もう。一歩間違うと大嫌いなキャラなのですが、なぜかヒット。やっぱり男はダンディーですよ。ダンディー。 |
うっかり読み直してしまいました。デルフィニアを読破してからこの暁〜を読まないと、作品をちゃんと楽しめるわけがないですよね。私の茅田作品を読む順序がとことんまちがっていたのが残念です。ということで、もっかいきちんと読み直してみました。こうなると、リィが小年なのに違和感がある気がしてきます。リィは妃将軍のときの方が好きですね。うん。でも、まぁ、私は海賊&女王が一番すきなカップリング(?)なので、OKですよ。OK。そんなわけで、今、スカーレトウィザードを読み直しております。 |
読みやすかったですね。とても。訳がうまいような気がします。内容もいいのですが。分かりやすい文章で、なかなかいいテーマを打ち出してきているかと。序盤ではこの世界に興味を持たせるような設定を次々と披露し、読者をのめりこませていきます。画一化された世界には欠点などないかのような書き口ですね。中盤では主人公に起こった出来事からこの世界に疑問を抱くようになり、人類は大切なものを勘違いしてしまっているのではないかということに気づかされます。ラストはいまいちという印象でしたが、あれ以外の終わり方がないような気もするので、総評としてはいい作品だと思います。 |
9編が収録されている、SF短編集でした。「ヒルダぬきでマーズポートに」がミステリちっくで好きですね。表題作「停滞空間」もオチはよめるものの面白かったです。SFはどんな設定でも許されるというジャンルだとわたしは思っているので、あまり突飛な状況すぎると馴染めない作品も多々あるのですが・・・。わりとこの作品群は楽しむことができました。でも、よく分からなかった、というのが正直な感想です。 |
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